Glitters 障害者スポーツ専門ニュースメディア
2021年5月23日

2021ジャパンパラ水泳競技大会

鈴木孝幸、3種目で派遣基準記録突破!

5度目のパラリンピックへ内定した鈴木孝幸 | 鈴木孝幸、3種目で派遣基準記録突破!
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5度目のパラリンピックへ内定した鈴木孝幸

5月21日〜23日の3日間、2021ジャパンパラ水泳競技大会が横浜国際プール(神奈川県横浜市)で開催された。本大会は東京パラリンピックの代表選手選考会も兼ねており、代表内定を目指して熱い戦いが繰り広げられた。

過去4度のパラリンピック出場経験があるS4クラス(運動機能障害)の鈴木孝幸(GOLDWIN)は、3種目で派遣基準記録を突破した。本大会について「僕にとっては3月以来はじめての大会、ひとつも大会に出られないままパラリンピックに臨むことになるかもしれなかった。レース感を取り戻す目的と、しっかりと派遣基準を切って代表内定したいという目標を持って取り組んだ」という鈴木。初日は男子200m自由形決勝で2分57秒35、2日目は男子150m個人メドレー決勝で2分38秒76、最終日には男子50m自由形決勝で37秒82と3日間全てで派遣基準記録を突破し内定を決めた。5度目のパラリンピックに向けて鈴木は「大きなテクニック等の修正はするところではない。あとはピークを本番に合わせていくだけ」と話した。

初のパラリンピック出場が内定した富田宇宙 | 鈴木孝幸、3種目で派遣基準記録突破!
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初のパラリンピック出場が内定した富田宇宙

S11クラス(全盲)の富田宇宙(日体大大学院)は男子400m自由形予選で4分33秒26、男子100mバタフライ決勝で1分03秒68と2種目で派遣基準記録を突破し、初のパラリンピック内定を決めた。大会前、身体障害で内定を決めていたのは同じS11クラスの木村敬一(東京ガス)のみ。これまでライバルと言われてきた富田は「金メダル候補として名前を挙げていいただいているにも関わらず、達成することが出来ない状況がとても悔しかった。ジャパンパラでは自分が真っ先に内定を獲得して木村君に続かなければという思いはずっと持ち続けていた。」と声を震わせながら語った。

100mバタフライ(S11)で世界ランキング1位の木村敬一 | 鈴木孝幸、3種目で派遣基準記録突破!
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100mバタフライ(S11)で世界ランキング1位の木村敬一

その東京パラリンピック内定が決まっている木村は、内定を決めた富田に対して「富田選手がいてくれるおかげで、僕はパフォーマンスを上げていけているなと思います。国際大会がない中、国内でこれだけ痺れるレースが出来ることはすごく恵まれていることだと思うので、彼の存在にはとても感謝しています」と言葉を送った。木村の得意とする男子100mバタフライ決勝では、2位の富田と0.88秒差の1分02秒95で優勝した。

世界新記録を樹立した山口尚秀 | 鈴木孝幸、3種目で派遣基準記録突破!
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世界新記録を樹立した山口尚秀

同じく内定が決まっている山口尚秀(四国ガス)は初日の男子100m平泳ぎ予選(S14=知的障害)から登場。スタート直後から体ひとつ抜け出し、その後もハイペースを保ったまま圧巻の泳ぎでフィニッシュし1分04秒00の世界新記録を樹立した。ジャパンパラに向けて、上半身の動きと体重移動を改善してきたという山口は「予選から無駄のない動きを意識して取り組めた」とレースを振り返った。


【派遣基準記録突破選手】
木村敬一(東京ガス) 
山口尚秀(四国ガス)
東海林大(三菱商事)
※上記3選手は2019年世界パラ水泳選手権大会で内定済

富田宇宙(日体大大学院)
鈴木孝幸(GOLDWIN)
窪田幸太(日本体育大学)
石浦智美(伊藤忠丸紅鉄鋼) 
荻原虎太郎(セントラルスポーツ)

【水泳】
 大きく分けて「肢体不自由」「視覚障がい」「知的障がい」のカテゴリーがあり、それぞれ障がいの程度に応じてクラスが分かれてタイムを競う。
使用するプールやスタート台、泳法(自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)は、一般の水泳と同じ。ただし、障がいを考慮して、一部ルールを変更して行われている。たとえば、視覚障がいのクラスでは、ターンやゴールの際にプールの壁に衝突しないように、コーチが「タッピングバー」と呼ばれる棒で選手の体をタッチして合図をする「タッピング」が行われる。また、両腕が欠損しているなど、障がいによってスタート時に体勢が不安定な場合は、コーチなどによって体を支えられることが認められている。
 選手はそれぞれ自分自身の体の状態にあった泳ぎ方を開発し、さまざまな工夫が凝らされている。たとえば、視覚障がいの選手は、日常の練習で方向をつかむ感覚を養うとともに、レーンロープを頼りにして、少しでもロスを少なくしようと努めている。
鈴木孝幸、3種目で派遣基準記録突破!
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