8月5日(現地時間・大会1日目)、GIO2018ウィルチェアーラグビー世界選手権がオーストラリア・シドニーで開幕した。世界選手権初優勝に挑むプールAの日本は57-37でアイルランドを下し、幸先良いスタートを切った。明日10時(現地時間)からニュージランドと対戦する。
プレー中も常に声を出し続け、チームを鼓舞する永易雄
「早いうちからベストなラインだけではなく、様々なラインを使っていきたかった」とケビン・オアーヘッドコーチが試合後、本日のゲームプランを語るように日本が得意とする池崎大輔(3.0)、池透暢(3.0)、乗松聖矢(1.5)、岸光太郎(0.5)のラインでスタートしたが、池のパスから池崎が先制点を決め、ターンオーバーから4連続得点から日本の流れができ、差が開いたところで永易雄(2.5)を投入。2ピリオドの途中からはチーム最年少16歳の橋本勝也(3.5)を使うなどこの試合はベンチ入りした11名全員が出場した。
キャプテンの池は「序盤でターンオーバやタイムアウトを使わせ、多くのラインを試すことができたことや橋本選手も思い切ったプレーをしてくれたことはよかった」と試合を振り返り、「コミュニケーションの部分やボールのもらい方と課題はあるが、チームの状態や雰囲気もいいので明日も全員で勝利を掴みたい」とニュージランド戦に向けて意気込みを語った。
【結果一覧(1日目) 】
Bプール
日本 57 - 37 アイルランド
(文・写真、岡川武和)